soundcore Liberty Air 2を聞いてみての感想
soundcore Liberty Air 2を実際にきいてみての1日目の感想
使用環境 iphone 5s（blutooth 4.0)
今まで聞いてきたもの iphone 5sのスピーカー、earpods(iphoneに付属してくるイヤホン),小型スピーカー3000くらいの奴
さあ書いていきます。
一番初めに着けて聞いてみた時の感想は、音量がでかい。
最小にしても音が大きい。どれくらい大きいのかというと、最小設定にしてもで自分の中の感覚で普通より少し大きい程度。静かな部屋の中で聞いたということもあるかもしれませんが、とても日常使いできるような音量ではありません。今回いろいろ聞いてみてiTunesよりyoutubeの方が音量ちょっとだけ小さいんだなという発見をしました。今後この知識を使うことはないように願いたい。でイコライザーを使ってすべての音を一番小さくすれば多少は使えるようになります。しかしその場合、イコライザー内にある20個くらいのプリセット（どんな音にするかを簡単に選べる）がすべて使えなくなってしまうという問題が発生します。実際に私はこれらのプリセットをほとんど使っていません。というかうるさすぎて使えなかったんです。なので今回の評論はすべてプリセットなしの文章になります。ご了承ください。
そして次に気になったのがホワイトノイズ。これはアマゾンレビューにもあるとかないとか書かれていましたけど私が買った個体はホワイトノイズがしました。気にならないか気になるか微妙なところ。確かに音楽とか流していれば気にならないような音量ではあるんだけれども......。イヤホンで音を流していない時ってイヤホンがスリープモード？になるんですよ。で音を流すような状況になると起動するんですけど、スリープモードの時はホワイトノイズが流れないんですけど、音をならす状況になると音が鳴る前からサーとホワイトノイズ音が鳴り始めるんですよ。いっそのことずっとなっててくれたら脳の方で勝手に補正してくれると思うんですが、このホワイトノイズのオンオフによっていっそうわずらわしさが効いてくるというか。使っているうちにすごく気になってきました。特に音楽ではなく動画を見ているときには無音の時はサーという音が強調されてしまうので、特に使いにくい。神経質な方は注意。
音質
おそらく低音も高音もよくなっています。でもですね、音楽を聴いているとなんだか音の一つ一つが離れている感じがするんですよね。一つの曲としてパッケージングしてあるんじゃなくて、楽器が一つ一つ独立してしまっているような感じでした。確かに再現できる音の領域は広いと思うんですけど、音楽を聴くという点に関して言えば自分の中ではearpodsの方に軍配が上がりました。earpodsの方が一つの曲として届けてくれると思いました。
あと動画を見るという点に関して。動画とかで「シュピーン」（高音）とかの効果音があるじゃないですか。この効果音がこのイヤホンを使うととてもうるさくなります。おそらく低音の効果音もうるさくなってしまうと思います。低音、高音が大きく出せるから高音質ではあるんですが、この特性が悪い方向に働いてしまいます。なれの問題でもあると思うんですけれども、やっぱりこちらの点もearpodsに軍配が上がります。
ワイヤレス性
ワイヤレス性に関しては非常にいいと思います。ワイヤレスイヤホンは初体験なんですが、すごいですね、ワイヤレス。線のことを気にする必要はないし、5mくらい離れても平気だし、壁を挟んでも途切れませんでした。正直スマホを持っていないのに耳元で音楽が鳴り続けるというのはめちゃくちゃ面白い体験でした。コードがないから手をどれだけ動かしてもいいし。すごいいいですねワイヤレスイヤホン。でもちょっと危ないなと思ったのが顔の表情を動かすとき。耳で引っかかっているだけなので外れちゃったら下に落ちてしまうわけですよ。おそらくこれはワイヤレスイヤホン全般に言えることなんでしょうけれども。これはちょっと不安だなと思いましたね。でもコードがないことの快感はめちゃくちゃあります。今まではそんな変わんないだろと思ってきたのですが、実際装着してみてすごーーくわかりました。この感動は実際に着けて生活してみないとわからないと思います。まあでもこの感動も少ししたらなれちゃってなくなっちゃうと思いますけどね。
番外 パソコンのblutooth 4.0で試してみた。
音楽聞いてたら中音だけが極端に小さくなる現象が起こりました。おそらくバグかな？と思うんですが。スマホで聞いたら大丈夫だったし、たぶん仕様ではないはず。
長々書いてきましたが、いろいろ使用して、いろいろ考えて、最後に行き着いた思考がこちらです
Appleって最高じゃないか？
だって有線のearpodsでもさ、世の中では音質が悪いとか言われているけど音楽聞いて動画を見てという普段使いにおいては今回勝ったsoundcore Liberty Air 2よりも断然いいし（有線と無線の比較ではありますが）音楽を聴くことに関しては正直良く分からないですけど、音楽を作るとかそういう人以外の人は音域が広いというのはそんなにいらないと思うんですよね。別にそんなに高音質とか言われてもわからないし、今回のように高音質ではあるんだけれども逆にそのせいで違和感を覚えてしまうこともあると思いますし。正直そんな低音が聞き取れたもしくは聞き取りやすいという点がそんなに重要なのかなとは思いました。あと逆にすっごいいい音を聞いてしまったがゆえにいつもの音では満足できなくなってしまって高いイヤホンを買わざるを得なくなるという危険性もはらんでいるわけですからね。そういう点でappleが目指している方向性「多少音が悪くても曲はふつうに聞けるし、動画も不満なく見れるよ」は世の中の大多数が求めるものなのではないでしょうか。この「ふつう」とか「不満なく」が難しいというのはわかりますが。
正直今回のsoundcore Liberty Air 2 返品しようか真剣に悩んでいます。まだzoom とかで使えるのでうーんという感じですが。8000円出してホワイトノイズに悩まされるとは。ワイヤレスイヤホンの中では安い方だということはわかっていますが、ちょっとへこみました。最近アマゾンでの勝率が低いんだよなあ
こうして考えてみるとapple のAirpods（第2世代）18000円が全く高く感じなくなってくるのが不思議です。ワイヤレスのearpodsが立ったそれだけの値段なんて...しかもホワイトノイズもないことが保証されてて、音量が大きすぎるなんてこともない。これで18000円？今回のsoundcore Liberty Air 2のたったの2個分の値段じゃないですか。いろいろ買ってイヤホンガチャ回すよりAirpods買った方が絶対安いでしょ。しかもホワイトノイズがなくて音が大きいこともない（2回目）。つまりふつうに聞けるということが保証されているわけです。これで18000円？安すぎない？
はいということでsoundcore Liberty Air 2 買ってみましたが個人的には全然使えない。
ワイヤレスイヤホンを初めて買いたいという方は、airpods(第2世代)をお勧めします。特にAppleのイヤホンEarpodsを使っている方は。安いイヤホンを買っても色々問題があって満足できない確率がありますし、一発で安くて性能のいいワイヤレスイヤホンを買える確率はそう高くないと思います。ワイヤレスイヤホンを2個、3個と買うよりは最初からお金を出してある程度品質が保証されているものを選んだ方がよいと思います。そしてAirpodsならその品質を保証してくれて、なおかつ一番安いものになるのでAirpodsをお勧めします。特にappleユーザーなら音の方向性は変わらないと思いますし、高音質な音を聞いてしまって高いイヤホンを買わざるを得なくなるということを回避できるのでおすすめです。
なお、私は2万円台の価格帯に関してのイヤホン知識がないことをご了承ください。
